▶ケレンは塗装の中でもっとも重要!?
ケレンとは・・・
・旧塗膜のサビを落とす作業のこと
・塗料が密着するように目荒らしをすること
主に鉄部塗装をする際は、軽く目荒らしをするケレン作業がとても重要となってきます。
鉄部は滑らかな面になっているため、目荒らしすることで表面にわずかな凸凹ができ、塗膜との密着が強くなります。
逆に、ケレンが不十分だと塗装後、2~3年で剥がれてくるような初期不良になる可能性もあります。
▶ケレンの種類
鉄部の塗装における塗膜の寿命は、塗料の塗る回数を増やしたり最新の塗料を使ったりすることよりも、ケレン作業をどの程度行うかで決まるといってもいいほど、重要になってきます。
サビの面積や塗膜の割れなど旧塗膜の状態からどの程度の調整を行うかで、ケレン作業は種類分けされています。
早期に塗膜の剥がれが起きる場合は、ケレン作業が不足しているために本来の付着力が得られていないということも考えられます。
また、ケレン作業を確実に行うことで長持ちするかどうかが決まりますが、ケレンは塗装前に行われるため、塗装が仕上がった外壁を見ても作業内容は確認できません。
したがって、今回の記事でのケレン作業の重要性を踏まえたうえで、見積もりを出してもらう際など、業者に施工内容を聞いてみることも大切ですね。